2012年08月08日

兵庫県看護協会サードレベル研修

病院の看護師組織のトップマネジャーである看護部長や副部長、師長さんに、退院支援・医療連携、そして地域包括ケア実現のために急性期病院ナースに求められている事、お話ししてきました。
「心臓がケンザン?」の私も、看護部長たちの前では、緊張もします(笑)
嬉しかったなぁ・・「病棟のナースが主体的に患者さんを生活の場に帰せるようアセスメント能力をつける、忙しい病棟でナースチームで退院支援ができるような仕組みをどうするか」を看護部として取り組んでいる病院が増えたと思う。
 10年前に私が京大病院で取り組み始めた頃には、専門部署の問題として、孤軍奮闘している退院調整看護師が多かったもんね。
訪問看護ステーションを病院に招いて、一緒に研修会をしたり、事例検討をしたり、地域と病院が一緒に「支える医療・看護」を目指そうとしている。
「退院支援は、患者さんの人生の再構築を支援すること」、看護そのものであると、看護部が病院全体のシステムへと発展させようとしている。
退院支援はナースのモチベーションも上げる、でも疲弊しないようにサポートも大事。退職された師長たちが、「療養支援」として外来や病棟で活動する仕組みを作っている病院もあった。
いいねぁ・・・
明日は山形、、またいい出会いがあるだろうな・・楽しみですね。

posted by 宇都宮宏子オフィス at 22:31| 宏子のつぶやき