京都と東京を中心に全国回っていると、確かに病院看護師の変化を感じる。
10年前に、大好きな訪問看護の現場から、大学病院に「退院支援」をするために戻った時代は、「在宅?何?無理でしょ・・・」と
言われることが多く、「帰りたい!」って意思表示する人にしか支援ができなかった。
声に出せる人、自分の思いが、表現できる人だけじゃなくて、「声なき声に寄り添う」ことを看護師に大事にしてほしかった。
入院した時や、バッドニュースを伝えられた場面に、患者さん、家族のそばにいて、「治療はできなくても」「治すことはできなくても」その人の人生、敗北には終わらせない。
輝く時間につなげる・・・看護師が背中を向けない、想いを言葉にして、つなぐ・託す・・・
3段階のプロセスに沿って、院内のチームで話し合い、地域の仲間の力を借りて、「おうちへ帰ろう」と頑張る看護師たちが増えてきた。
まだまだ、病院格差はあります。地域格差もあります。
どうか、、在宅の皆さん、サポートしてくださいね。
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在宅ケア移行支援研究所 宇都宮宏子オフィス
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