2013年03月28日

退院支援研修プログラム

24年度も終わりますね。

医療機関への退院支援システム構築を目標に活動をしてきました。

1.講演会

2.講演会+コアメンバー育成のためのサポート

3.定期的なアドバイザーとしてサポート

 

1は、単なる講演会のみではなく、まず@現状分析を看護部長さん、退院調整看護師から、レポートをいただき、「できてること」も明確にして

何を目指すかを、意見交換しながら、進めていきます。

先日の鹿児島では、看護師と多職種も交えて、講演会の後で、事例を基にグループディスカッションも実施しました。

 

2は、今年度は神奈川県横浜労災病院

3は、セコム医療システム提携病院である荻窪病院

 

看護部が、目標をたて、院内のシステム構築をしくみつくり・研修体制を同時進行で進めます。

病棟や外来看護師が、「生活の場へ帰る視点」をもてるようになると、病棟看護師が地域の方と一緒に調整することも出てきます。

 

そして、次に出てくる課題は、実はどの医療機関も共通です。

第3段階の退院調整のプロセス、地域との協働になります。

もともとの担当ケアマネジャーに、一緒に相談にのってほしいと、連絡すると、病院に来てくださり、いろいろアドバイスしてくださることが多いが、ケアマネジャーから、転院を進められることも多く、

退院支援と地域連携は、同時進行で進めないと、せっかく「帰りたい」と思いの言えた患者さんを、つらい思いにさせてしまう。

 

在宅療養移行支援、、これは地域と一緒に進める事、病院だけでは何もできない。

私は、多くのケアマネジャーや訪問看護師、在宅医にここを支えられて実践してきた。

 

研修を通して、地域の方とつながりを作ることも必要ですね。

25年度は、2のスタイルを増やして、サポートする医療機関を複数持ちます。

「患者さんの笑顔に出会うために」   独立して1年、 桜に嫌されて、4月を迎えます。

 

 



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在宅ケア移行支援研究所 宇都宮宏子オフィス

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posted by 宇都宮宏子オフィス at 21:10| アドバイザー事業の活動日記