2013年12月30日

2013年 「おうちへ帰ろう」を合言葉に、全国回りました!

在宅療養への移行支援には、地域による特性や課題があります。
看護協会主催の退院支援研修や、行政単位での「在宅療養推進事業」としての研修会、医療機関からは、現状を踏まえて講演や
病棟・外来のリンクナースへの教育プログラム・・等々、いろんな形で依頼をいただき、充実した1年でした。
 
東京都在宅療養推進協議会の子供部会として「退院支援検討委員会」を立ち上げて頂き、新田先生から、部会長を任命され、期待にこたえられるか、

緊張しながら企画・運営してきました。いよいよマニュアル作成まで、あと一歩のところまで来ました。
 
医療機関にも、継続して看護部研修やシステム構築に関わらせて頂く事も増えてきています。
看護管理者の方たちと「こんな看護がしたいね」と思いを語りながら、一緒に取り組ませて頂けることに感謝です。
 
入院は通過点、あくまでも地域で暮らしていた生活者として、そこへ患者を帰そう、、そのためには入院する前の地域での暮らしを知る事です。

在宅ケアチームと、どのタイミングで、どうつながるのか・・・地域との早期協働を実現する事ですね。
 
外来通院中から「在宅療養を安定させるための医療・看護マネジメント」の重要さも多くの医療機関で、気づき「外来看護」として取り組み始めています。
 
2014年は、いくつかの学会から「意思決定支援」というテーマでの依頼が多く入っています。

アドバンス・ケア・プランニング、出会いを早くする事の意味を、伝えてきたからかな・・・
 
嬉しいかな、すでに土曜日はほぼ埋まってしまいました。来年は小規模の研修や事例検討をベースに活動する事も考えています。
 
「患者さんの笑顔に出会うために」   みなさんの地域でまたお会いしましょう。
 
宇都宮宏子

posted by 宇都宮宏子オフィス at 19:05| 宏子のつぶやき