2018年03月01日

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すっかり、固まっているHPです。すみません。
FBでの活動投稿を、紹介します。

2月最終日ですね。今朝は、春を感じる空気の京都です。
昨日は、京都府看護協会のお仕事でした。『在宅療養を支える体制整備事業in山城地区』で取り組んできた3年間。1年目に作成した事例集(『本人の思いをつなぎ”生ききること”を支える事例集〜がん患者の在宅移行を中心に〜』)。
これを、他地区支部でも広げようと、三菱京都病院(西京区)講堂をお借りして、地区理事・看護職能2委員が世話人となって開催して頂きました。
 三菱京都病院ナースと訪問看護師から、”長期経過をたどる慢性疾患患者さんの思いをつなげる”というテーマで事例を出していただき、時間軸で振り返りながら、4つの分岐点と支援・看護を共有、特に病院から訪問看護へ、バトンが渡された場面をグループワークで議論しました。
訪問看護・施設ナース・病院ナース・行政保健師・ケアマネナース、ごじゃまぜでワイワイとワーク、そのあと宇都宮がファシリテートしながら、全体共有しました。治癒できない病気や、老いによる暮らしづらさを抱えながらも、本人の思いや、願い、大事にしてきたことを、つないでいく。そして大事な看護の役割は、「病気や加齢による変化を予測し、より穏やかに暮らせるために本人・家族とのすり合わせ(折り合いをつけながら暮らす工夫やケアを受けながら暮らすという事を共有する)をしながら、一歩前の道案内をすること」。ちゃんとつながってましたね。退院後も、再入院中も、そして「最期まで、家にいたい」という思いを、かなえることができました。
3月8日(木)は綾部市立病院講堂で、綾部市立病院の事例をもとに皆で学びを深めていきます。
近くの方は、ぜひ来てくださいね!
「在宅療養を支える体制整備事業」次年度は、南丹地域(京丹波町・南丹市・亀岡市)で始まります。昨日は研修会後、関係者と意見交換をしました。
南丹地域在宅療養地域推進会議です。1年目は、看看連携・協働の実態や、病院から在宅や施設への移行支援の現状を、しっかり共有し、ありたい姿を共有することから始めます。京都のナース仲間たちと、じっくり、丁寧にやってきたいな。そして、多職種との連携・協働にも、もちろんつなげていきたいですね。


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在宅ケア移行支援研究所 宇都宮宏子オフィス

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posted by 宇都宮宏子オフィス at 16:13| 宏子のつぶやき