2021年、3月。ちょうど1年前、スケジュール表から全国あちこちへ移動しての子宴会や研修の予定が、すべて中止・延期になりました。
いつ頃、もとの生活に戻るのだろうと、甘い予測をしながら、じっと待っているだけでは、ダメだという思いも出てきて、Zoomというツールを使っての、ミーティングや研修会ができるようになっていきました。
都道府県看護協会での研修、大学講義などは、リモート研修が当たり前にもなて来て、ライブとは少し味わいは違いますが、「ブレイクアウト機能を活用して、実践事例の振り返りを共有するGWも、何とか実現できました。
コロナ禍での面会できない状況、在宅支援チームとの対面でカンファレンスが開催できない、、等々「できないこと」が増える中、家族に会えない患者に、しっかり寄り添い患者の声に、耳を傾けて、退院支援部門と相談しながら「おうちへ帰りたい」を叶える事に、積極的に関わった病棟看護師もいます。
これまでは、地域連携室等の担当部門に「丸投げ」(笑)していた病棟の看護師が、直接ケアマネさんに「入院前の患者さんの事を聞かせてください」と、
で連絡を入れたり、「医療依存度が高くなってしまった患者さんが、やはりおうちへ帰りたがっているのですが、相談させてください」と、訪問看護師に連絡をする姿が、多く見られています。

嬉しいですね。
きっと、退院支援・地域連携の長い実践値の成果が、こういく環境の変化の中で、ムクムクと顔を出してきたのだと、思います。
環境の変化は、これからも起きてくることです。
その中で、できること、大切にしていくことを、忘れずに、今年もじっくり取り組んでいきましょう。
今週は、新潟県看護協会の研修、久し振りの集合研修です。
病院看護師だけではなく、地域で働く保健師さん、ケアマネさん、訪問看護師と共に学びます。
楽しみです。
それでは、、また!
★活動の発信は、FBであげています。覗いてみてくださいね。
梅満開の京都から・・・宏子
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