2014年04月13日

2014年 4月12日(土) SSKセミナー in渋谷「退院支援・外来在宅支援」 

新社会システム総合研究所 企画今年で4回目になります。
全国から200名近い方が参加されてました。

退院支援、退院調整の違いを理解して、3段階プロセスに沿って院内の役割分担を考えていく。
外来での在宅療養支援、入院回避をすることで、今のQOLを落とさない。
地域とのネットワーク構築については、全国での活動を紹介しました。

大事なことは、

「後追いの退院調整から、治療と同時に進める退院支援へ」

「在宅療養移行の目指すものは『ベッドコントロールのための収容先探しではない、地域居住の継続(aging in place)である』
地域でその人らしく暮らすために何が必要かを考えようという事。

この二つです。



私の講演は、「追っかけしてます!」なんて言ってくださるナースもいるのですが、まだまだ「目からうろこでした」という反応も多いです。
院長や連携室担当の医師からは、「何とか看護師を中心に進めていきます。
医師の役割もよくわかりました」、と言われて嬉しかったです。



自施設がある地域の訪問看護やケアマネ、地域包括交えて事例振り返りをしましょう。
お互いの強み弱みを知って、「暮らし続ける事の出来る地域へ、そしてその延長線で逝ける地域へ」
私たちも、必ず当事者になります。私が受けたい支援を、私の大事な人が受けたい支援を、地域で作っていこう!



posted by 宇都宮宏子オフィス at 13:01| 講演報告