2021年03月02日

コロナ禍で見えてきた”入・退院支援の意味”そして、地域包括ケアが試されていく時代

2021年、3月。ちょうど1年前、スケジュール表から全国あちこちへ移動しての子宴会や研修の予定が、すべて中止・延期になりました。

いつ頃、もとの生活に戻るのだろうと、甘い予測をしながら、じっと待っているだけでは、ダメだという思いも出てきて、Zoomというツールを使っての、ミーティングや研修会ができるようになっていきました。

都道府県看護協会での研修、大学講義などは、リモート研修が当たり前にもなて来て、ライブとは少し味わいは違いますが、「ブレイクアウト機能を活用して、実践事例の振り返りを共有するGWも、何とか実現できました。

コロナ禍での面会できない状況、在宅支援チームとの対面でカンファレンスが開催できない、、等々「できないこと」が増える中、家族に会えない患者に、しっかり寄り添い患者の声に、耳を傾けて、退院支援部門と相談しながら「おうちへ帰りたい」を叶える事に、積極的に関わった病棟看護師もいます。

これまでは、地域連携室等の担当部門に「丸投げ」(笑)していた病棟の看護師が、直接ケアマネさんに「入院前の患者さんの事を聞かせてください」と、電話1(プッシュホン)で連絡を入れたり、「医療依存度が高くなってしまった患者さんが、やはりおうちへ帰りたがっているのですが、相談させてください」と、訪問看護師に連絡をする姿が、多く見られています。
嬉しいですね。

きっと、退院支援・地域連携の長い実践値の成果が、こういく環境の変化の中で、ムクムクと顔を出してきたのだと、思います。

環境の変化は、これからも起きてくることです。
その中で、できること、大切にしていくことを、忘れずに、今年もじっくり取り組んでいきましょう。

今週は、新潟県看護協会の研修、久し振りの集合研修です。
病院看護師だけではなく、地域で働く保健師さん、ケアマネさん、訪問看護師と共に学びます。
楽しみです。

それでは、、また!
★活動の発信は、FBであげています。覗いてみてくださいね。

 梅満開の京都から・・・宏子

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在宅ケア移行支援研究所 宇都宮宏子オフィス

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posted by 宇都宮宏子オフィス at 09:14| アドバイザー事業の活動日記

2018年08月11日

在宅ケア移行のためのヒント更新しました!

今年は暑い夏ですね。
みなさん、とけていませんか?
入院医療から、暮らしの場への移行期支援、院内・院外の多職種が、絶妙なタイミングで連携・協働することがカギですね。
新しい資料、紹介しています。
「在宅ケア移行のためのヒント」開けてみてくださいね!


posted by 宇都宮宏子オフィス at 18:05| アドバイザー事業の活動日記

2018年04月06日

全国在宅医療医歯薬連合全国大会in京都!

『全国在宅医療医歯薬連合全国大会』昨年、東京で第1回目開催されました。
在宅医療やっている医師・歯科医・薬剤師それぞれの「在宅療養支援連絡会」の合同大会です。もちろん訪問看護師・ケアマネさん・ケアワーカー多職種の皆さんと、ワイワイ集まって、在宅医療推進に取り組もうとできた会です。そして、なんと第2回目は京都です!
昨年の東京会場で、「意思決定支援・ACPのこと、やりたい!」と意思表明して、企画させて頂きました。
「暮らしの場でこそ、わたしの思い・願い・大事なこと、語れる、、思いをちゃんと病院とも共有して、QOL・QODを守っていきたいなあ。」
福井の紅谷先生(実は高志高校の後輩なんです)、京都で頑張っている訪問看護師西尾さん、ケアマネの川添さんから現場のお話を聴きながら、皆さんと熱〜いディスカッションしたいです!

ききょうの花マーク、「MOTTO ZAITAKU IRYO」(もっと在宅医療)ロゴは、大竹伸子さんがお母さまの思いをもとに作られた『ききょうの花』です。
素敵でしょ?
 太田秀樹先生達の在宅医療を受けて、おうちでお母さまを看取られた大竹さんが、「もっと在宅医療を広げていきたい」とプロジェクトを立ち上げて、応援してくださっています。
京都で、お待ちしています!



 
posted by 宇都宮宏子オフィス at 17:10| アドバイザー事業の活動日記