2014年06月13日

看護管理者で取り組める退院支援システム構築

26年度診療報酬改定の影響かな。
医療機関看護管理者からの講演依頼が例年以上に増えている。
26年度は、すでにスケジュールはパンパンですので、まずはご自身で病院の現状を整理してみましょう!

1.地域連携室、医療福祉相談室、様々な名称で、退院相談に対応していた部署があるはずです。
  院内で孤軍奮闘してたMSWや、看護師に院内の課題をヒヤリングして整理する事から取り組みます。

 看護管理者の方は、頭の中で「入院決定〜入院後第1・2・3段階」をイメージして、現場からの意見を
 整理してください。
 緊急入院と計画(予定)入院は当然第1段階は違ってきます。

 実務者が、対応している患者の退院困難要因がどこにあるかも、確認してください。
  医療的な問題が大きいのか、社会的な要因による事なのか。


2.自院の機能・病床数・高齢者(75歳以上)の占める割合、これは病棟別で出す
  病棟・診療科によって、退院困難患者に特徴があります。
  病棟管理者からのヒヤリングで整理できます。
  
  同法人で在宅事業を展開している時は、訪問看護やケアマネ事業所からの評価を聞く。
  「胃が痛くなる話」もたくさん聞こえます。でも、まずは地域から見える問題を表に出して
  そして、自院で解決できること、地域と協働で取り組むこと、住民との合意形成が必要な事
  解決に向けた戦略を立てます。
   
3.退院支援に看護師が取り組み始めると実は、看護提供そのものの課題が浮き彫りになります。
  いわゆる病棟で「ケアコーディネター」が不在という事です。
  受け持ち看護師が機能していない、看護がチームで動けていないという事です。

  そして患者に寄り添う看護ができない状況が見えてきます。

4.退院調整看護師やMSWは、実は地域も含めた「ケアコーディネーター」です。
  病棟や外来での「ケアコーディネーター」は看護チームの重要な役割です。

このプロセスで、まずは看護管理者が動き出してください。
退院調整看護師は看護のプロです。
是非、一歩を踏み出してください。


 そして病棟・外来で提供される看護も、「病院完結」から「地域完結」へとシフトする時代です。

26年度はこの流れで進めてみてくださいね。





 
   
posted by 宇都宮宏子オフィス at 17:40| アドバイザー事業の活動日記

2014年04月01日

26年度が始まりました!

独立して2年が過ぎました。
都道府県看護協会をはじめ、全国の医療機関や、「在宅医療連携を進めるための事業として行政や医師会、看護系大学から多くの講演会や研修企画
のアドバイザーとしても依頼を頂き、25年はフル活動でした。

東京都在宅療養推進事業の一環で、「退院支援検討部会」を立ち上げ部会長として、「退院支援マニュアル」を作成する事ができました。

4月以降に、東京都のHPで見られるようになります。
ダウンロードして活用する事もできますので、ぜひ現場でドンドン活用してより良いものに発展させてください。

26年度は、講演はじめアドバイザー依頼が早くから頂き、スケジュールが埋まっています。
申し訳ありませんが、27年度計画になっている状況です。



【 都道府県看護協会で伺うところ 】

 山口県・山形県・東京都・秋田県・兵庫県(地区別)・愛知県・広島県・和歌山県(職能集会)・兵庫県(職能)
 鹿児島県・静岡県・島根県・香川県・茨城県・福岡県・福井県・神奈川県・高知県・京都府

 全国看護セミナー:沖縄会場   仙台会場


企業セミナーや、行政からの依頼でも他区にも行きます。
今年は初めて鳥取県にもうかがう事ができそうです(鳥取大)ので、全国制覇できそうです。

地域格差・病院格差もかなり出てきていますので、現場の状況を踏まえて学びを深めたいと思います。

新年度の幕開けです!


   桜満開の京都から・・・・・






posted by 宇都宮宏子オフィス at 18:34| アドバイザー事業の活動日記

2013年03月28日

退院支援研修プログラム

24年度も終わりますね。

医療機関への退院支援システム構築を目標に活動をしてきました。

1.講演会

2.講演会+コアメンバー育成のためのサポート

3.定期的なアドバイザーとしてサポート

 

1は、単なる講演会のみではなく、まず@現状分析を看護部長さん、退院調整看護師から、レポートをいただき、「できてること」も明確にして

何を目指すかを、意見交換しながら、進めていきます。

先日の鹿児島では、看護師と多職種も交えて、講演会の後で、事例を基にグループディスカッションも実施しました。

 

2は、今年度は神奈川県横浜労災病院

3は、セコム医療システム提携病院である荻窪病院

 

看護部が、目標をたて、院内のシステム構築をしくみつくり・研修体制を同時進行で進めます。

病棟や外来看護師が、「生活の場へ帰る視点」をもてるようになると、病棟看護師が地域の方と一緒に調整することも出てきます。

 

そして、次に出てくる課題は、実はどの医療機関も共通です。

第3段階の退院調整のプロセス、地域との協働になります。

もともとの担当ケアマネジャーに、一緒に相談にのってほしいと、連絡すると、病院に来てくださり、いろいろアドバイスしてくださることが多いが、ケアマネジャーから、転院を進められることも多く、

退院支援と地域連携は、同時進行で進めないと、せっかく「帰りたい」と思いの言えた患者さんを、つらい思いにさせてしまう。

 

在宅療養移行支援、、これは地域と一緒に進める事、病院だけでは何もできない。

私は、多くのケアマネジャーや訪問看護師、在宅医にここを支えられて実践してきた。

 

研修を通して、地域の方とつながりを作ることも必要ですね。

25年度は、2のスタイルを増やして、サポートする医療機関を複数持ちます。

「患者さんの笑顔に出会うために」   独立して1年、 桜に嫌されて、4月を迎えます。

 

 



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在宅ケア移行支援研究所 宇都宮宏子オフィス

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posted by 宇都宮宏子オフィス at 21:10| アドバイザー事業の活動日記