2002年、京大で取り組み始め、退院支援、在宅療養移行支援、普及していくために、看護雑誌や、書籍でたくさん公開してきた。
報酬評価のための研究にも関わらせて頂いた。
診療報酬の影響もあり、「退院支援看護師」を配置して、MSWとの協働で動きだした病院も増えた。
ただ、患者さん主語ではない、「ベッドを空けるための調整」や「在宅支援チーム」からの評価が必ずしもよくない退院調整も存在している。
なんとかせなアカン!、、独立起業した一つの理由。
取り組みの成果が出てきている地域もある。
今年の報酬評価は、出来ている病院をモデルに目指してほしい姿が、施設基準として出されている。
「退院調整部門」が、すべての入院患者や、外来患者に関わる事は、不可能。
だから、必要な患者さんには、病棟看護師が、「気づき」、チーム全体で支援する事が大事。
それでも、支援なきまま退院していたり、患者の主治医が「家は無理」と決めてしまって、患者・家族が在宅支援チームに
頼みに行く事もある。
地域からの連絡を受けて、「退院調整部門」が、チャンと「コーディネター機能」として機能すれば、解決する。
全国回っていると、「退院支援っていう事を考えてなかった」「退院支援は看護、そのもの、目からうろこでした」と、話してくださる看護管理者も
まだまだいる事に、気づきました。
地域側からのアプローチや、市町村単位での「在宅医療介護連携推進事業」、そして「意思決定を支援するための地域で取り組むACP」
私自身が、次のステップとして、やりたいこともあるけど、今年は、「病院の退院支援」にも、研修会や病院アドバイザーで、支援していこうと、考えています。
スケジュール調整は、必要ですが、もし、「今からですが・・」という看護管理者の方、、MLください。一緒に頑張りましょう。