2016年04月10日

2016年、病院へのアドバーザー活動も頑張ります!

2002年、京大で取り組み始め、退院支援、在宅療養移行支援、普及していくために、看護雑誌や、書籍でたくさん公開してきた。
報酬評価のための研究にも関わらせて頂いた。

診療報酬の影響もあり、「退院支援看護師」を配置して、MSWとの協働で動きだした病院も増えた。


ただ、患者さん主語ではない、「ベッドを空けるための調整」や「在宅支援チーム」からの評価が必ずしもよくない退院調整も存在している。

なんとかせなアカン!、、独立起業した一つの理由。

取り組みの成果が出てきている地域もある。
今年の報酬評価は、出来ている病院をモデルに目指してほしい姿が、施設基準として出されている。

「退院調整部門」が、すべての入院患者や、外来患者に関わる事は、不可能。
だから、必要な患者さんには、病棟看護師が、「気づき」、チーム全体で支援する事が大事。

それでも、支援なきまま退院していたり、患者の主治医が「家は無理」と決めてしまって、患者・家族が在宅支援チームに
頼みに行く事もある。
地域からの連絡を受けて、「退院調整部門」が、チャンと「コーディネター機能」として機能すれば、解決する。

全国回っていると、「退院支援っていう事を考えてなかった」「退院支援は看護、そのもの、目からうろこでした」と、話してくださる看護管理者も
まだまだいる事に、気づきました。

地域側からのアプローチや、市町村単位での「在宅医療介護連携推進事業」、そして「意思決定を支援するための地域で取り組むACP」
私自身が、次のステップとして、やりたいこともあるけど、今年は、「病院の退院支援」にも、研修会や病院アドバイザーで、支援していこうと、考えています。

スケジュール調整は、必要ですが、もし、「今からですが・・」という看護管理者の方、、MLください。一緒に頑張りましょう。




posted by 宇都宮宏子オフィス at 17:48| アドバイザー事業の活動日記

2016年03月29日

『在宅医療介護連携推進事業』

2012年に、独立起業して、5年目を迎えようとしています。

28年度診療報酬改定は、「院内だけの取り組み」で終わっていた「退院調整加算」から、
大きく、病棟配置をして、入院時から治療期・退院に向けた調整期も含めて、地域と協働し、患者・家族に対する「退院支援」を
提供しなさい!、という厳しい評価になっています。

人がいない、病棟に配置したら、ますます病棟看護師が丸投げになるのではないか?
そのような危惧をしている退院調整部門はいませんか?

ちゃんと、退院支援・退院調整のプロセスを院内に見せてきましたか?

在宅支援チームと一緒に「おうちへ帰ろう」に取り組んできましたか?

配置の条件等、厳しくて、現場からの発信で、再検討してもらいたいこともあります。
でも、まずは、現場で実施可能で、患者にとって必要な支援ができる体制を、追求していきましょう。

4月9日の東京でのセミナーをスタートに、私自身整理していきたいと思います。
次年度も頑張りましょう。

桜が咲き始めた京都から〜

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在宅ケア移行支援研究所 宇都宮宏子オフィス

600-8076 

京都市下京区泉正寺町470-1 ARK洛央101

posted by 宇都宮宏子オフィス at 12:03| アドバイザー事業の活動日記

2015年11月01日

京都で一緒に活動しませんか?

京都での活動の仲間を募集しています。
「中京区在宅医療センター地域連携室」で、在宅医療コーディネーターとして、一緒に取り組みませんか?

近隣(市内)病院で「在宅療養移行支援」に携わるMSW・ナース、医師の皆さんと共に、中京区地域包括支援センター、訪問看護、そして医師会、薬剤師会の代表の皆さんと「地域包括ケア時代の中京区在宅医療連携を考えるワークショップ」を開催。
私も仲間に入れて頂いています。


今後継続してワーキングメンバーで、ワイワイ議論し、「認知症」「難病」「看取り」を大きな柱に、「この町に暮らし続ける事ができる(aging in place)」を目指すための事業を企画・牽引していきます。難病相談窓口は、瀬津ナースが実践を始めています。私は、専門家だけではなく、一般の方にも仲間に入っていただきたいな、、勝手にイメージしています。

花戸先生達の「地域まるごとケア」が目指す姿、、京都の町ん中でどこまで近づけるか。

興味を持って頂いた方、メッセージ待っています。

京都から

posted by 宇都宮宏子オフィス at 10:04| 宏子のつぶやき