2014年11月03日

活動報告

HPでの講演会報告ができなくてすみません。
facebookで講演会や活動の中で感じたことアップしていますので、こちらをのぞいてみてください。


11月は学会や研究会の全国大会での講演やシンポジウムも多く、普段退院支援に関わっていない人も聴いてくださる事も多いので、
理念を丁寧に伝えたいと思っています。

退院支援から、在宅療養移行支援へと発展し、地域包括ケアシステムを実現するために、看護が取り組むことを伝えていますね。
「地域居住の継続」、これは年をとっても、病気になっても、障害を持っても、今までの暮らし、生活の場で生ききれるという事です。

入院や医療がプラスされることで、人生や生活を遮断してきた事実を一番知っているのは病院のナースです。
医療のあり方を再考する時代に来ています。

医師が・・・とか、国民の意識が・・・・とか、誰かに原因があるといったり、責任を押し付けるのではなく、
いずれ、私も当事者、私が受けたい医療、私が暮らしたい町へ、、みなで一緒に考え、創りあげていきたいですね。

2014年11月3日 京都にて
posted by 宇都宮宏子オフィス at 18:28| 講演報告

2014年06月13日

看護管理者で取り組める退院支援システム構築

26年度診療報酬改定の影響かな。
医療機関看護管理者からの講演依頼が例年以上に増えている。
26年度は、すでにスケジュールはパンパンですので、まずはご自身で病院の現状を整理してみましょう!

1.地域連携室、医療福祉相談室、様々な名称で、退院相談に対応していた部署があるはずです。
  院内で孤軍奮闘してたMSWや、看護師に院内の課題をヒヤリングして整理する事から取り組みます。

 看護管理者の方は、頭の中で「入院決定〜入院後第1・2・3段階」をイメージして、現場からの意見を
 整理してください。
 緊急入院と計画(予定)入院は当然第1段階は違ってきます。

 実務者が、対応している患者の退院困難要因がどこにあるかも、確認してください。
  医療的な問題が大きいのか、社会的な要因による事なのか。


2.自院の機能・病床数・高齢者(75歳以上)の占める割合、これは病棟別で出す
  病棟・診療科によって、退院困難患者に特徴があります。
  病棟管理者からのヒヤリングで整理できます。
  
  同法人で在宅事業を展開している時は、訪問看護やケアマネ事業所からの評価を聞く。
  「胃が痛くなる話」もたくさん聞こえます。でも、まずは地域から見える問題を表に出して
  そして、自院で解決できること、地域と協働で取り組むこと、住民との合意形成が必要な事
  解決に向けた戦略を立てます。
   
3.退院支援に看護師が取り組み始めると実は、看護提供そのものの課題が浮き彫りになります。
  いわゆる病棟で「ケアコーディネター」が不在という事です。
  受け持ち看護師が機能していない、看護がチームで動けていないという事です。

  そして患者に寄り添う看護ができない状況が見えてきます。

4.退院調整看護師やMSWは、実は地域も含めた「ケアコーディネーター」です。
  病棟や外来での「ケアコーディネーター」は看護チームの重要な役割です。

このプロセスで、まずは看護管理者が動き出してください。
退院調整看護師は看護のプロです。
是非、一歩を踏み出してください。


 そして病棟・外来で提供される看護も、「病院完結」から「地域完結」へとシフトする時代です。

26年度はこの流れで進めてみてくださいね。





 
   
posted by 宇都宮宏子オフィス at 17:40| アドバイザー事業の活動日記

2014年04月13日

2014年 4月12日(土) SSKセミナー in渋谷「退院支援・外来在宅支援」 

新社会システム総合研究所 企画今年で4回目になります。
全国から200名近い方が参加されてました。

退院支援、退院調整の違いを理解して、3段階プロセスに沿って院内の役割分担を考えていく。
外来での在宅療養支援、入院回避をすることで、今のQOLを落とさない。
地域とのネットワーク構築については、全国での活動を紹介しました。

大事なことは、

「後追いの退院調整から、治療と同時に進める退院支援へ」

「在宅療養移行の目指すものは『ベッドコントロールのための収容先探しではない、地域居住の継続(aging in place)である』
地域でその人らしく暮らすために何が必要かを考えようという事。

この二つです。



私の講演は、「追っかけしてます!」なんて言ってくださるナースもいるのですが、まだまだ「目からうろこでした」という反応も多いです。
院長や連携室担当の医師からは、「何とか看護師を中心に進めていきます。
医師の役割もよくわかりました」、と言われて嬉しかったです。



自施設がある地域の訪問看護やケアマネ、地域包括交えて事例振り返りをしましょう。
お互いの強み弱みを知って、「暮らし続ける事の出来る地域へ、そしてその延長線で逝ける地域へ」
私たちも、必ず当事者になります。私が受けたい支援を、私の大事な人が受けたい支援を、地域で作っていこう!



posted by 宇都宮宏子オフィス at 13:01| 講演報告